2021年5月31日
週刊エコノミスト 6/8号発売
ファンになってもらえる企業を目指し
オーダーメイドのマンション経営で顧客の利益と満足度を最大化
フロンティア・インベストメント取締役 営業本部本部長 岩本祐輔
少子高齢化の進展などにより、公的年金を含め将来に不安を持つ人が増える中、
オーダーメイドの賃貸経営に特化し、多くの顧客の資産形成をサポートして成長を続ける
「当社の一番の財産は『人』です」
あらゆるニーズに応え資産形成をサポート
不動産投資を検討しているとき、まず物件ありきで商品を勧められた経験はないだろうか。
「それではお客様に価値も満足もお届けすることはできません。お客様のニーズに応えて初めて、利益の最大化やライフプランのお手伝いができるのです」。
フロンティア・インベストメントがそうした理念のもと、社員一人ひとりが顧客から人間的にファンになってもらえるよう、親身なサービスを提供している。
同社がビジネスを展開している東京都は人口流入が続き、そのほとんどが単身世帯であることから、1Kタイプの賃貸物件により、顧客の安定した資産形成をサポートしている。
しかも「オーダーメイドの賃貸経営」に特化することで、
「商品にお客様を合わせるのではなく、お一人お一人異なるお客様のニーズに商品を合わせることで、利益や価値の最大化が図れてご満足をいただけるのです」と強調する。
こうしたことから、同社では新築、中古、築浅、築古を問わずあらゆる物件をそろえている。
これにより、ステータスとして不動産を所有したいニーズにも、将来のため資産形成したいニーズにも応えられるのだ。
常に顧客に寄り添い「人」で選ばれる会社に
物件管理手数料を業界最低水準の900円に設定。例えば10万円の賃料に対して5%の管理手数料とすれば5000円で、900円とは4100円の差となる。
不動産経営は期間が長いので、10年だとその差は50万円近く、30年だと約150万円の差となる。
「その差額を自社の利益にするのか、お客様に還元して利益を最大化してもらうのか。当社は迷わず後者を選んでいるということです。
また、安定して手数料がいただけるよう、良質な物件をご提供し、高い入居率をキープできていることもポイントになります」
そうして顧客からの高い支持や信頼を得ている背景について、「それは100%『人』です。そこには自信があります」。
物件が競合した場合でも、指名で選んでもらえるケースが多いとのことで、「お客様のご希望に親身に応えるために使う時間も、他社さんに比べて圧倒的に多いと思います。
『この物件だから買います』というより、『あなただから買います』と言っていただくことが弊社の社員は非常に多いのです」。
そうして顧客から感謝された経験は仕事へのモチベーションとなり、勉強もするからさらに成長し、待遇にも還元されていく。
5年後には東証一部上場を目指したい。「株式を公開することで資金が集まり、お客様へのサービスの幅が広がります。
そして、社員が自社の株を持てるようにして、売り上げが伸びれば自分たちの利益につながるようにしたい。その二つを実現させたいです」と将来を見据える。